人材・組織育成コンサルタント知念のブログ

人材と組織育成の問題解決に役立つ知識や情報を発信中。

 リーダーシップ発揮、はじめの第一歩とは?

成果を出すリーダー達が最初にしていたこと

はじめの第一歩、という遊びをご存じですか?
私が子供のころ、
だるまさんがころんだ(関西はぼんさんがへをこいた)
で遊ぶ際にスタートの合図として
「はじめの第一歩!」と掛け声をかけて
大きく一歩を踏み出す約束になっていました。

さて、リーダーシップ発揮においても
この「はじめの第一歩」のようなものがあることに
最近気づきました。

これまでリーダー育成のお手伝いをしてきて、
どうやら成果を出す人たちは共通した行動をとっていたのです。


それは「自己開示」です。


自己開示とはそもそも自分自身に関することを
オープンに話すことをいいます。
自己紹介と違うのは
自分自身の弱みや失敗談、
うまくいかないことも「オープン」に話す点です。

 

対話

自己開示で何が起きるのか?


いったい自己開示をすることで何が起きるのでしょうか?


ポイントは、弱みも話すこと。
これは、相手を信頼しているからできることなんです。
つまり自己開示をすることで
「私はあなたを信頼しています」
という意思表示につながるのです。


自己開示で信頼が生まれる


自己開示を受けた相手の心の中には
「信頼されているんだ!」という気持ちがうまれ、
「信頼に応えよう」という気持ちに変わっていきます。
そして相手も自分のことを話し始めるのです。
結果、互いの情報を共有することになり、
信頼関係がうまれていきます。

信頼




フィードバックを得ることができる


更に自己開示をすると
思わぬフィードバックや情報が返ってきます。
「いえ、あなたのことをこんな風に見てますよ」
「あの時は〇〇だと思って見ていました」
「実は心配していたんですよ」などなど。
話してみて初めて知る事実や自分への評価が次々と出てきて
「話してよかった!」
とほとんどの方が感じるようです。

結果、リーダーと組織への共感が生まれる

更に、弱みや失敗を話すことで
リーダーや組織への共感がうまれます。
「ああ、この人もこんなことで悩むんだ」
「うまくいかないのは一緒なんだな」
といった気持ちです。

自己開示するだけで
信頼関係、
フィードバックによる自分自身への理解、
組織やリーダーへの共感を得るんです。
この時点でチームが大きく変わることもあります。
このはじめの第一歩を踏み出した方は
チームの目標を達成したり
チームビルディングに成功したり
ご自身も驚くほど成長をとげています。


はじめの一歩、自己開示やってみる価値、あると思いません?

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
今月は人材育成セミナーをオンラインで開催します。
離職率改善戦略セミナー」
「中小企業経営者のめの「
心理的安全性構築セミナー」

という3テーマをご用意しております。
詳細は下記リンク先を覧ください。

phronesis-m.com



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■