新人研修シーズンを迎えております。
毎年新人研修の度に思うことがあります。
社会人としての心がまえや
仕事に対する考え方をお伝えしていますが、
はたして自分はどうなのか?
偉そうに言えるのか?
などと自問自答するのです。
たとえば、
「正確に迅速に丁寧に」
仕事をすることが大事。
それ、私はできているか?
案外この3つを同時に実現するのは意外と難しい。
それは一年目もベテランも同じ。
そこで、私のリアルな失敗談を披露することに。
「目標を持ちましょう!」
うーん、私の今の目標は何?
幸い5月に初めての書籍を出すので、
その本を1人でも多くの方に役立てていただきたい、
という身近な目標はあります。
でも、その目標達成のために
具体的に何をしているだろうか?
ということで、
具体的な目標を設定してみました。
そうすると、やはり話にもリアリティが出てきます。
この「リアリティ」というのが、
ここ1~2年の方の育成のポイントだと感じています。
多くの情報に触れている今の20代。
情報を見分ける「眼」「センス」というものが
自然と備わっているように感じています。
つまり、上っ面だけのメッセージはすぐに見抜かれるということです。
指導する側は自分のリアルな体験を知識に結びつけて
伝えて初めて受け止めてもらえる。
更に「この人は本気で何かを伝えようとしているか」
を見極めようとしているようにも感じています。
「熱量」をもって伝えないと聞いてもらえない。
なかなか大変な時代ですが、
本気かどうかが問われているともいえます。
新しい人が入ってくることは、間違いなく刺激になります。
でも、中途半端な気持ちでは相手は離れていきます。
日頃の言動の端々に
育成に対する考え方が透けて見えます。
若手の人たちは敏感にそれをキャッチします。
「神は細部に宿る」
という言葉があるように
物事の全体や見た目だけにとらわれて
小さなことをおろそかにすると
そこからほころびが生じます。
人材育成を大きくとらえることも大事
細部を点検してみることも大事。
コロナ後も従来の方法を踏襲し続けて
行き詰まっている企業が増えています。
特に中小企業の現状は厳しいです。
育成の方法や進め方を見直すなら今しかありません。
「今の若い人はね~」
と変化を先送りしていませんか?
その姿勢を若手は見ていますよ!
***1 week diary ****
月曜日 クライアント先へ
火曜日 資料作成・打ち合わせ・コーチングセッション
水曜日 新人研修2DAYS
木曜日 新人研修2DAYS
金曜日 新人研修
土曜日 OFF
日曜日 OFF&ルーティン業務