先日、お客様から嬉しいお言葉をいただきました。
あまりにうれしかったので、ブログに書こうと思います。
A社様としておきます。
毎年入社3年目の方を対象とした問題解決力育成プログラムのご依頼をいただいています。
いわゆる「リピート」と言われるものです。
今年で4回目です。
受講生の反応が良く、満足度は毎年90%超えです。
ご担当の方はその内容を気に入ってリピートしてくださっているのですから、同じ内容でも構わないのです。
昨年と全く同じ内容で同じテキストの方が手間も時間もかからず、楽です。
でも・・・。
人事をご担当されている方ならわかっていただけると思いますが、
同じ内容でも「人」が変わるとその場の雰囲気も伝わり方も響き方も違います。
毎年毎年、違う手ごたえがあるのです。
今年の方は新しい発想がたくさんでてくるな、
今年の方はディスカッションがちょっと苦手みたいだな、
このワークはもう少し段階を示した方がわかりやすいのかな、
ここは文字や言葉で説明するよりも図表で見せた方が理解しやすいのかな、等。
自分自身のプログラムはどれも微修正やブラッシュアップを繰り返していますが、
独りよがりにならないように注意しています。
そこで、私から今年の方にあわせた微修正をしたいので打合せの時間を取ってほしいと申し出ました。
現場の方からどのような要望が出ているのか、
教育のご担当者として望むことは何なのか、をお聞かせいただきました。
更に私からは、昨年度の気づきからどこをどう改善したいと考えているかをお伝えしました。
昨年度のプログラムを終えた時点でレポートはお渡ししているのですが、
そちらは終了したことについてまとめたもの。
今回お伝えしたのは、近い将来・プログラム終了後をどうしたいかのお話です。
研修でもセミナーでも私が提供しているプログラムでも、それを終えた「後」つまり「未来」のイメージがとても大事です。
よくお伝えするのはbefore/afterがあるでしょう、と。
どんなafter「未来」にするかを持っていないと、プロセスを間違えてしまう。
なので、現状についてのヒアリングは重要だと考えています。
こちらのお客様には毎年こうして少しづつ微修正を提案しているのですが、今年はうれしいお言葉をいただきました。
「毎年ここまでやってくださって、本当にありがとうございます。」
「こんなところまで受講生を見てくださって、みんな喜んでいます。」
こうやって事前にヒアリングしているからなんですけどね、
そして、こうやって現場の方の声をお聞きしながらプログラムをつくるのは私にとって本当に楽しい仕事です。
一緒にひとつのものをつくるという感覚があって、仕事そのものに愛着がわきます。
そして楽しい仕事は頭と手がどんどん動きます。
結果、修正版カリキュラムはあっという間に仕上がり、
テキスト作成も締め切りよりもずっと早くに完成しました。
こちらのプログラムは受講生が60名近くいらっしゃるため、印刷に時間がかかるのです。納期遅れは絶対困るという状況をわかっていたので、早く納めることができてホッとしました。
その後で驚くことがありました。
A社のご担当者からこんな提案をいただいたのです。
「微々たる金額なのですが、少しだけ上乗せして払わせてください。」
え!!!
こちらから金額交渉はしていないのです。
もちろんありがたくその提案をお受けすることに。
ああ、これが顧客満足で言われている「相手の期待を超える」ことなんだと改めて実感しました。
今年は他にもリピートのご依頼をたくさんいただいていて、こんなうれしいことはありません。
実はもう既に来年の4月が埋まってきています。
これからもありがたくオーダーくださる方の期待100%を超えるような
行動させる人材育成プログラムを提供していこうと心新たにしております。
今回のA社様の他にも多数リピートいただいているのは、こちらのプログラムです。
ご参考まで。
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写真はお打合せの帰り道に撮ったもの。
青と緑のコントラストがきれいだと思ったのですが、携帯のカメラだとあんまり・・ですね。